自然食・玄米菜食(マクロビオティック)/百姓屋敷わら

 
   
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   
 
 
   
 
 
記事一覧 2011-01-15
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料理実習・食養健康術・伝承療法の実学講座
2010-09-18
暮らしに活かす発酵力
2010-09-11
〜わらの料理歳時記〜わらの料理  その味と心と技を学ぶ2日間
2010-08-27
座禅断食inわら
2010-08-06
生活体験合宿〜生きる力を育む〜  親子生活体験

 
 
   
 
 
〒716-0212
岡山県高梁市川上町下大竹2085
 
 
   
 
 
 
 

一本のにんじんがあります。それはお百姓さんが種をまいて、150日間の太陽と雨と空気、微生物、養分が、毎日一つも欠けずにあってはじめて、ここに存在するのです。あらゆる森羅万象、宇宙現象や自然現象があって、生まれてきた命です。いわば自然環境の凝縮物です。そのにんじんを食べるということは、にんじんの「命」をいただくことであり、自然界のエネルギーを体に取り入れるということです。それが私たちの体をつくり、「命」を永らえさせてくれるのです。自然が私たちに食べ物を与えてくれて、生きることを許してくれた。なんとありがたいことでしょう。私たちは「生かされて生きる命」なのです。食べ物を前にしたとき、これを与えてくれた自然に感謝し、一本の大根に感謝する心を忘れてはいけません。
 

さて、私はにんじんを食べました。では、にんじんにとってはどうでしょう。食べられたくて食べられたわけではありません。本当はもっと生きたかった。立派に花をつけ、種ををまき散らしたかった。そのために生きてきたんですから。にんじんは非業の死を遂げたのです。私が生きるために、今までそうした何億・何兆もの小さな命が、私に命を捧げてくれたのです。そのにんじんを食べるとき、葉っぱから根っこまで余すところなく、失礼のないように料理し、失礼のないように食べたいと思います。そんなふうに食べてこそ、私の体の中に入ったにんじんさんの全エネルギーが、私の命の糧になるのです。もし、あなたが恐竜に食べられるとしたらどうですか? おいしい脳味噌だけを食べて、大事にいとおしんできた体をポイッと捨てられたら、そんなムチャなと思うでしょう。あなたの体のなかに無駄な部分がありますか? 野菜だってそうです。せっかく私たちのために捧げてくれた命です。まるごと、ありがたくいただきましょう。
 

私たちが実践する自然食は、健康になることが目的ではありません。人生を自分らしく精一杯生きる、その目的を果たすための自然食です。自然に感謝し、命を大切に生きていると、大自然はその命を応援してくれるようになります。つまり自然が私の人生の後援会長になったようなものです。こうなったらもう、怖いものなしで、どんな夢だってかなう気がしてきます。もし自然にひとつだけ意志があるとするならば、それは命を生み、育てるということでしょう。命にはそれぞれ目的があって、ひとつひとつが大切な存在です。お米や野菜がその命を投げ出して私の存在を許してくれるとき、自然界全体が「目的を果たしなさい」と私を励ましてくれているようで、勇気がわいてくるのです。


-できない宿題は与えられない。 それが最高の安心-

自然界にもし意志があるとすれば、それは、この世界に存在する全ての命を育てたいというものでしょう。
そこには、人間の考える善悪の入り込む余地はないのです。
そして、命というのは生ぬるい環境を与えられると命の根が深くならないんですね。
そこで自然はすべての命を育てたいという意志の下に、その時々の成長に必要なだけの困難を与えるというのです。
この困難を、東洋医学では”宿題”と言うそうです。
ぴったりのタイミングでその人の実力に見合った宿題を出すわけですが、一分の狂いもない自然界からはあなたにできない宿題はやってきません。

私は二十歳の時にこの法則を知りましたが、時には「ここまでつらい宿題を出すのか」と思ったこともありました。
けれど、できない宿題はないということを安心してわかっていれば、興味は、この与えられた宿題をどう解いたらよいのかということに向かいます。
ところが「自然の意志は、私を育てようとしてくれている」ということを知らなければ、「何で私だけが・・・」
という被害者意識でなお苦しさを募らせることにもなりかねません。

今まさに人生の宿題と格闘しているあなた!
あなたもまさしく自然の一部であり、たくさんの命によって育てられた使命を持った大切な大切な存在なのです。
その困難の先にある成長した自分を確信して、楽しみながら向き合ってみるとピンチはチャンスに変わります。
今日もそんなあなたのために、私のために、命を投げだしてくれる食べ物があることに、感謝しながら・・・。

 

現代医学では、なんともならない病を抱えて「わら」に来られるお客様が時々いらっしゃいます。
でも「わら」は自然食を提供している民宿です。
病気直しが目的で来られる前に、まずは、病気やケガでメッセージを伝えてくれた自分のからだをしっかり抱きしめてあげてください。
目には見えない心までをも、しっかりとですよ。
そして”魂のいれもの”と言われる「からだ」を自分はどういうふうに扱ってきたのかをちょっと振り返ってみましょう。
その時に、あなたのからだが望んでいることが見えてくるはずです。
病気を癒していく、きっかけをつくることができるのはあなた自身ですし、あなたが答えをもっているのですから。
病気になったからだも自分の一部ですから、その部分を嫌ってしまうと心までが不自由になります。
肉体が病んでいても、心は自由に広い世界を遊び、平和で、しかも逆に愛や希望を与えてくれる人がいます。

そんなことを思ってみた時に、「健康」は物理的なものだけじゃないと思うのです。
人々が本当の意味での自然食を楽しむようになり、肉体が病んでいても幸福でいられる可能性に気がつくと、これまで知り得なかった世界の歓びや充実感に包まれるのでしょう。

それにはまず、観念を解くことや囚われているものからの解放など、手放すことからはじめることが必要なのかもしれません。
そのヒントを得るために、そして大地や森のエネルギーにまみれるために「わら」を活用してください。
何かに気づき始めたあなたをやわらかい風が後押ししてくれます。

 

私が長年自然食をしている理由は、単に、健康になるとか、地球にやさしいとかだけではないのです。
これまでの私自身の体験の中で最もお伝えしたいことは、「食べ物を変えると運命が変わる」と
いうことなんです。 だから、病気を治したいから玄米・菜食をするというのとちょっと違います。

感謝をもって食べ物をいただくことによって、自然界全部がこのいのちを応援してくれる、ということは、
具体的には自然を後援会長につけたようなものなんです。
それはもう後援会長としてはこれ以上のものはないでしょう。
神様を後援会長につけているのと同じですから。
そうなれば、どんな夢でも叶う気がするんです。


お米や野菜が、その自分の唯一の小さな命を捧げて私の存在を許してくれているということ、
その無償の行為はそれだけでも私に大きな勇気を与えてくれます。

食べ物と、ほんの少し意識を変えることで夢が叶うし、運命が開けるとしたら・・・。
こんな簡単なことなら、あなたもひとつ試してみませんか?


 
 
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