自然食・玄米菜食(マクロビオティック)/百姓屋敷わら

 
   
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   
 
 
   
 
 
記事一覧 2011-01-15
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座禅断食inわら
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生活体験合宿〜生きる力を育む〜  親子生活体験

 
 
   
 
 
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「みんな集合したか!! 皿とフォークは揃ってるな!あと1分で麺がゆで上がるからな。
ゆでたてを食べるんだゾ! さぁ〜 今だぁ!!」

月に一、二度のメニュー、スパゲティーの日はたいへんです。 やってきたばかりの研修生は「ケンカがはじまった!」と仰天して しまうのです。

おいしいものを、最もおいしい瞬間に食べたい、だからたまに台所は喧嘩状態と化します。
いく通りにも変容するそんなわらの台所から、家庭の中でも真似をしていただけそうな
普段着のままの料理が「わらのごはん」なのです。


 

何かの拍子で自然食を知り、突然、有機無農薬のものをやっきになって探しはじめたり、食べたこともなかったような玄米食しか自分に許さなくなったら・・・疲れてしまいますよね。



「わら」のごはんの材料は、普通に生活していて手に入るものを使わせていただきます。
たとえばお米は、「わら」の生活排水も流れることになってしまう一番の川下でせっせと稲作に精を
出しておられる農家の方から買わせていただきます。
野菜は「わら」で栽培無農薬の野菜と、地元のお百姓さんが作られたものを一緒に料理しています。

農薬の有無にこだわることより大切なことが私にはあります。

大きい、珍しい、安い、甘い、種がない、形がよくて料理しやすいなどなど、
わがままな消費者の限りないニーズが今、農業をどんな風に変えてきたかを見直してみることです。
ちょっと立ち止まって、自分の責任に目を向けてみると明日
からどんな買い方をしていけばいいのか答えが出てきます。

だから今日も、私は二股のにんじんさんに包丁を入れながら話しかけます。
「キミはなんて個性的で元気いっぱいのにんじんなんだ!!」

 

日本の風土に育まれて実るお米は、昔から私たちの食文化の中心です。一汁一菜と言って、食卓の中心はごはん、それにみそ汁に漬け物、一皿のおかずと付け合わせが加われば、日々の食事としては完璧なのです。

それが、欧米型の肉を中心とした食事を続けているとどうでしょう。シーソーでたとえると、最も右端に肉や魚、最も左端に野菜やくだものを置いてバランスを取ろうとしているようなもので、これは大変不安定です。真ん中の調和点に近いものに比重を置けば、シーソーの揺れは少なく、バランスが取りやすい分からだのダメージも少なくてすみます。日本人の私たちにとって、この調和点にくるものがお米です。
だからまず、ごはんをしっかり食べること。食事全体の6割を主役のごはんに、残りの3割を季節の野菜と海草など、そして魚やお酒や、おやつはあとの1割のなかでちょっぴりたのしむというのが理想です。できれば玄米を食べるのがいいですが、体質や体調によって、三、五、七分づきや胚芽米、白米に雑穀などを入れたものでもいいでしょう。
 

季節ごとに土地々で採れる旬の作物は、私達がその時期に必要とする最高のエネルギーを蓄えてくれています。たとえば寒い冬に採れる大根は、からだをあたためる性質をもっています。暑い夏に採れるトマトには、体を冷やしてくれる性質があります。そして何よりもおいしい。その季節に、その土地に、その作物がいっぱい採れるということは、私達にそれをいっぱい食べなさいという、自然からの恵みなのです。
その土地で採れた旬のものを、新鮮なうちにいただく。そこで「わら」の料理には「ばっかり食」というのがあります。トマトの季節にはトマトばっかり、大根の季節には大根ばっかり。ひとつの素材をいろんなアレンジでおいしく楽しくいただく工夫です。自然がくれた命を存分に味わえる「ばっかり食」は、シンプルで理にかなった最高の食べ方です。

 

あなたはなぜ料理をしますか?
私は食べることが好きだからです。
だから子どもの頃から料理も好きでした。
それが高じて、家庭以外の皆さまにもこうやって私の料理を食べに来ていただけるようになりました。
そしてもうひとつの理由は、私を生かすために自分の命を差し出してくれたお米や野菜たちがあたこと、それを育てあげたお百姓さんがいて、雨、土、太陽があり、そんな命の循環に感動するからなんです。

私はかおりと結婚して三人の子どもを授かりましたが玄米さんはそれに比べるととてつもなく偉いですよ。
だって、玄米一粒あれば雨を受けて土から栄養をもらい、そして太陽のエネルギーで光合成して1,850粒もの分身ができるんですから。
その玄米を蒔けば、また次の子どもができて十年後には一トンにもなります。
私の場合はあと十年待って孫ができたとしてもせいぜい十人くらいかな?
一トンにはほど遠い・・・・・・。
玄米一粒の中に、ひとつひとつ命があって、私は今日までいったい何億粒の命をいただいてきたんだろう。

そんなことをつらつらと考えていると、生命力あふれる玄米に知らず知らず頭がさがります。
だから、なるべくお米は玄米でいただきたいですね。
それでも分づき米にするなら、炊く寸前に精米します。
ついさっきまで芽が出る能力を持っていた、すなわち殺したての命を私たちのからだに移し変えるのです。
野菜も同じです。
海の向こうから入ってくるものも、近くの畑でとれたものも、栄養学からみると同じでも私たちのからだに入ってくるエネルギーは全然違うでしょう。

せっかくいただく命なのですから、私たちと同じ土の上で育ったものを、それも新鮮なうちにいただきましょう。 巡ってきてくれた食材に感謝していると、知らず知らずにいろいろなことを発見して楽しくさせてもらえるのです。

今はメッセンジャーとしての役割も与えられている私ですが、最初に私にあったものはただ”好き”と”感謝”だけだったんですね。
どうやらこのふたつの言葉は、何か創造力を動かす秘密のパワーを持った言葉かもしれません。


 
 
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